2年ほど前から、韓国ではJーPOPが流行り出している。
YouTubeなどでも広がっているが、K-POPの人気歌手たちがJ-POPの動画をSNSで拡散するようになったことで、韓国の若者達に急速に聴かれるようになっているという。
韓国で人気のJーPOPは誰?
2021年にTikTokで歌唱動画をアップロードし人気を集めたimaseさんは、TikTokを中心に人気を集めていて、デビュー曲の「Have a nice day」は5億回再生、2ndシングル「逃避行」では4億回再生と、総再生数(2022年3月時点)が11億回を超え!だけに!韓国でもかなり人気があるらしい。
他に韓国で人気のアーティストは X JAPAN、安室奈美恵、SMAP、YOASOBI、米津玄師、Ado、松田聖子など、錚々たるメンツの中に上位で入っていたアーティストが
歌心りえ
・・・「誰?」
歌心りえさんって誰?
韓国の歌番組『韓日歌王戦』で大ブレイク中の日本人歌手。らしいのです^^;
ケーブルテレビ番組、韓国で2桁の最高視聴率を取る歌番組で、素晴らしい歌唱力を披露した歌心さんは大絶賛され大注目となったというのだ。
その後、公式YouTubeの彼女の歌唱動画の再生回数は、700万回超えで大バズりしているのです。
改めて、歌心りえさんという歌手
うたごころ りえ(1973年6月30日)栃木県出身の女性歌手。
私と同じ73年生まれ!勝手に親近感!
経歴
1994年、「SONY Voice 2」オーディションの最終選考まで残る。翌1995年、実姉と共にLetit goのメンバーとしてワーナーミュージック・ジャパンよりデビュー。
セカンドシングルの「200倍の夢」がポカリスエットのCMタイアップ曲となる。
その後Letit goを脱退。実姉とのユニットCiaoを結成し、east west japanから1997年に「Rainy Heart」でデビュー。
1999年、ZEEBRAの全面バックアップによってRieの名でソロデビュー。「冷たい水の中の太陽 features ZEEBRA REMIX」をリリース。
その後、大江千里や天野月子等のコーラスとして参加、同時にソロ活動も。
2003年4月、音倉レコードよりソロアルバム『One』をリリース。ソロ活動をする一方、2004年にSeptemberを結成。
2006年、フジテレビ系で放送されたドラマ『危険なアネキ』の挿入歌「Tender Love」を発売。同年12月、アンドレ・ギャニオン×小椋佳×Septemberのコラボによる「25時の沙羅」をリリース。2008年4月、フジテレビフラワーネットCMとタイアップした曲名「咲きましょう」と、男性アーティストのヒット曲をカバーしたアルバム『FLOWER’s』をリリース。
2010年4月よりテレビ東京系の音楽番組『歌の楽園』にSeptember Rieとして準レギュラー出演。2012年10月、Rie&Qoonieとしてソロ活動もする。
2023年〜2024年、WOWOWとABEMAで放送された日韓共同プロジェクトのオーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』に歌心りえの名で出演、2024年2月22日開催の決勝で最終決戦の3人に残る。
その後2024年4月、5月に韓国のケーブルテレビ局MBNで放送された韓国制作の『日韓歌王戦』に出演、番組が韓国で人気になり、歌心りえが日韓両方で注目・評価された。
3人組音楽グループSeptemberのメンバーとしてはRieの名で現在も活動している。
苦労の多い30年
1995年にデビューし、ユニットやソロで音楽活動をおこなってきたが、なかなか軌道に乗らない日々だったという。一度は地元に戻ったが、音楽を諦められず、再び上京し音楽を続けた。
声帯を壊したりで、やめようと思ったことは多々。
彼女を支えるご主人が「君には歌しかないでしょ」と背中を押し応援してくれているという。
少しずつ自信を持って歌えるようになった頃、韓国発のオーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』の話が舞い込む。
今までの自分を評価してもらえるのなら、と思い切って挑戦し、『韓日歌王戦』の出演に繋がる。
これまでの “山あり谷あり” 30年間の経験で、聴いてくれる方々に伝わったのであれば、とても嬉しいし、歌ってきてよかったと彼女は語っています。
そんなブレイクした彼女は、今でもご主人が経営する店でも歌い続けているそうですよ。
遅咲きではあってもこれまでの苦労が実って、
同世代としても嬉しいし、
更なる夢を持って進む歌心りえさんは素敵ですね。
歌心りえ https://utagokororie.amebaownd.com/
JーPOPが全面解禁されてまだ20年
韓国では自国文化の保護の為と、日本統治時代などの影響による国民感情を害するとして、日本の漫画、映画、音楽など大衆文化を法令で規制していた歴史がありました。
実際には海賊版、地上波テレビ・ラジオのスピルオーバー、衛星放送、インターネットなどを通じて韓国に流入していたようですが、
1998年から2004年にかけて文化開放措置により、ほとんどの分野で規制が緩和。
その後、日韓の文化交流に良い作用となり、韓国コンテンツ産業の発展に繋がり、日本では韓流ブームとなりましたね。
まとめ
韓流ブームが日本で流行り出した頃と逆パターンで、 “日流ブーム” が韓国で起こり始めているように感じますね。
もちろん、韓国ブームだけに留まらず、インターネット・SNSの影響で世界を舞台に活躍する日本人アーティストが続々と誕生していることは同じ日本人として嬉しく誇りに思います。
また、話題の歌心りえさんの逆輸入的ブームもどこまで盛り上がるでしょうか!楽しみですね!