真田広之 アンナ・サワイ エミー賞 SHOGUN

50代の興味

アメリカテレビ界で最高の栄誉とされるエミー賞。

第76回エミー賞の授賞式が9月15日(日本時間16日)に行われ、時代劇ドラマ「SHOGUN 将軍」の主演を務めた真田広之さんが主演男優賞、アンナ・サワイさんが主演女優賞を獲得されましたねー!

Congratulations!

ドラマ「SHOGUN 将軍」

原作は1975年出版された小説『SHOGUN』ジェームズ・クラベル著。 

徳川家康をモデルとした架空の将軍と家臣のイギリス人航海士をめぐる物語。

この小説『SHOGUN』は、過去(1980年)に一度、アメリカのテレビ局がドラマ化し大ヒットをしています。その時の俳優は三船敏郎さん・島田陽子さんでしたね。

今回のSHOGUNの制作総指揮は、ジャスティン・マークス(トップガン マーヴェリック原案)・プロデューサー/主演は、真田広之、ハリウッド作品で初の主演・プロデュースを務めました。

カナダ バンクーバーに巨大なセットを建設、最新のVFXを駆使し、セリフの大半が日本語で、約1年に渡り撮影。日本から見てもおかしくない本物の日本を描きたいという思いから演技の所作など監修、衣装・武器などの各分野に通じた専門家も起用したことで、リアリティーのある時代劇とアクションシーンが高く評価されたといいます。

エミー賞とは

エミー賞は、テレビ業界の功績に与えられる賞で、映画のアカデミー賞、音楽のグラミー賞、演劇のトニー賞と並ぶアメリカ4大エンターテイメント、最も権威ある文化賞のひとつ。

エミー賞はアメリカのテレビ業界のさまざまな分野に対して授与されていて、その中でも最も注目されるのは9月に授賞式が行われるプライムタイム・エミー賞で、一般的にエミー賞というと、このプライムタイム・エミー賞を指します。

1日のうち最も視聴率が高くなるプライムタイム(夜)に放送する番組がエントリーされる対象となります。

歴史は、ロサンゼルスのテレビ芸術科学アカデミーが広報の一環としてエミー賞を設立。最初のエミー賞授賞式は、1949年1月25日にハリウッドアスレチッククラブで開催(受賞対象はロサンゼルス地域で製作され放映された番組だけ)だった。

「エミー」という言葉は、テレビ関係者の間で使われるスラング”Immy”をフランス語風に変えたものという説がある。

俳優 真田広之

1966年、人生に大きな影響を与える千葉真一と出会い、千葉の主演作『浪曲子守唄』でデビュー。1973年、中学校入学と同時に、千葉真一主宰するジャパンアクションクラブ(JAC)に入団。千葉真一の命名で「真」と千葉真一の本名・前田禎穂の「田」を組み合わせで、真田 広之の芸名になります。

世界進出について、世界市場の未来に目を向けていた千葉真一の姿勢に大きな影響を受けたおかげで将来、素晴らしい俳優や監督と一緒に仕事をするには、どうしたらいいかを考えるようになり、国際的なプロジェクトを選ぶようになったと真田さんは語っています。

世界進出される前、数多くの作品に主演・出演されていますが、中でも印象深い作品は(私個人的に^^;)、里見八犬伝・高校教師でしょうか。

2003年映画ラストサムライ出演後、活動の拠点をハリウッドへ移し、映画やドラマを通して日本文化を世界に伝えることに力を注いでいます。

俳優 アンナ・サワイ

ニュージーランド出身の女優、歌手、ダンサー。日本語も英語も堪能。

2004年、小学校6年生12歳の時に一万人の応募者の中から舞台ミュージカル『アニー』の主人公に選出された過去も!

2013年7月、日本の5人組女性ダンスボーカルグループ「FAKY」のリーダーとして再デビュー。約5年間の活動を経て、2018年12月、女優としての夢を追求することを理由にグループを卒業しています。

そうあの、個性的な日本の女性ダンスボーカルグループ・FAKYの元メンバーだったんですね。

もこ
もこ

過去の活躍は、恥ずかしながら、存じ上げませんでしたが、

今後注目の俳優の一人として名優たちとハリウッド雑誌の表紙を飾るなど

大大大注目ですね!

まとめ

アミー賞で、今回の『SHOGUN 将軍』は、22部門にノミネートされ、先行して発表された撮影賞・音響賞・衣装デザイン賞など14冠獲得に加えて、15日に新たに作品賞・主演女優賞・主演男優賞・監督賞を受賞し、計18部門の史上最多の獲得となりました。

主に英語ではない言語が使われたドラマが作品賞を受賞したことは、エミー賞では初めてということで国内外のエンタメ業界に詳しい専門家によると、コロナ禍で配信サービスが普及し、アメリカの人達も字幕で海外作品をみる文化ができていったことが非常に大きい、字幕が入れば実は日本語のセリフの方が彼らの感情も伝わるし感動も伝わる。”これが日本の時代劇なのだ”と心の底から楽しめる状態にした。全ての日本の映像作品にチャンスがある時代になっている。と見ています。

また、オーセンティシティ(本物であること)に拘った、真田広之さんは、「今回の作品は、ハリウッドに渡って20年の集大成と言える」とインタビューで語っていました。

もこ
もこ

海、国境を越え約20年、数えきれないご苦労があった結果の賞とも言えますね!

今後の活躍も期待したいです!

今回のエミー賞は、益々多様化が広がっている証拠と言え、その点に関しても注目したいところですね。

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