災害 備えあれば憂いなし

50代の暮らし

のろのろ迷走した台風10号が各地で浸水、土砂崩れ、家屋被害など多くの被害をもたらしました。

ここ数年、これまで経験したことない自然災害が多くなってきた印象です。

どんなに便利に発展したこのご時世でも自然災害には敵いません。

南海トラフ地震も近年に起こるのではと頻繁に話題になっています。

そこで、どう備えていくかを今一度改めて考え見直していきたいと思います。

防災グッズの準備&見直し

家での備蓄品

⚫️飲料水:一人1日3リットル目安で3日分を用意

飲料水とは飲用と調理用を含めた生活用水になります。地震などの場合は配管の破損で、水を流せない可能性がある為、水を溜めるより、非常用の簡易トイレや関連グッズを準備しておくのが◎。

⚫️食料品:温められるご飯、備蓄用パン、板チョコなど、一人最低3日分を用意

水道、電気、ガスなどのインフラの停止も考え、長期保存できるパンのような調理不要のもの、レトルト食品などカセットコンロで温めて食べられるものを中心に用意。また、少しでもビタミンを摂取できるフルーツの缶詰などや、お子さまには何か甘いもの、高齢の方には消化のよい食品も検討して準備しよう。

もこ
もこ

特別に準備するのではなく、普段使う加工食品を多めにストックして、

定期的に消費するローリングストックが賢い備蓄方法でおすすめです。

⚫️カセットコンロ

お湯を沸かせると生活の快適度が大きく向上。ガスが止まっても調理ができるほか、お湯を沸かしてタオルで体を拭くなど、さまざまな用途があります。

⚫️電力確保の非常用バッテリー、ランタンなど照明、懐中電灯

防災に“電力の備蓄”は欠かせません。モバイルバッテリーのほかに、小型家電も使用できる大容量バッテリーがあると安心。また、照明器具は懐中電灯だけでなく、周囲を照らせるランタンを備えておくと便利です。ロウソクなど火を使うものは火災の危険性があるため、自宅で使うときは十分な注意が必要です(※避難所で火は使用できません)

⚫️現金(小銭を中心に2万円ほどが理想)

大規模な停電が長引くと、電子マネーによる決済や、ATMが使えなくなります。インフラ復旧までに現金が必要になるケースがあるため、小銭を中心に2万円ほどは手元に置いておくと安心でしょう。

⚫️救急用品・衛生用品・生理用品

ばんそうこう、包帯などの救急用品、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの衛生用品や生理用品は普段のストックの一部を備蓄品に。持病がある方は、必要な薬を1週間分は準備しておくと安心です。

持ち出し用

⚫️飲料水

避難時に使う水として、一人当たり500mlのペットボトル2本くらいがおすすめです。

⚫️食料品

食料は携帯しやすく軽くて簡単に食べられるもの。缶詰やレトルトなどは移動時に重く負担となります。また、避難所ではほかの人と同じ食事をした方が余計な詮索やトラブルを招かずに済みます。

⚫️救急用品(ばんそうこう、包帯、常備薬など)
⚫️衛生用品(マスク、手指消毒用アルコール、ウェットティッシュ、体温計など)・生理用品など

近年は感染防止対策の一つとして、マスクは避難所に用意されていると思いますが、足りないことも考えられるので準備しておきましょう。体温計なども持っておくと便利でしょう。

⚫️ヘルメット、防災ずきん、軍手、ヘッドランプ

暗い場所を移動するときに周囲を照らす照明は、両手が自由になるヘッドランプがおすすめです。転倒の危険を防ぎ、お子さまの手を引くことも可能になります。

⚫️携帯ラジオ、予備電池
⚫️タオル、防寒用アルミシート

体を拭いたり、簡単な目隠しになったりするタオル(私個人的には濡れても乾きが早い手拭いをおすすめしたい)寒さ対策としては毛布より防寒用アルミシートの方が軽くかさばらない為おすすめです。

⚫️安眠用品(耳栓やアイマスクなど)
もこ
もこ

避難所の生活では、寝る時に耳栓やアイマスクは安眠の手助けになりますよ

⚫️衣類(下着など)
⚫️乳児のいる家庭はミルクや紙おむつ、哺乳びんなど

お子さま向けの食品や生活用品が十分でない避難所もあるので、自分たちで準備しておくことがおすすめです。

⚫️貴重品(預金通帳、印鑑、現金)
⚫️常備薬
⚫️医療関係備品(健康保険証、お薬手帳)
⚫️懐中電灯

家のどこに収納するといい?

⚫️備蓄品はパントリーなどに

ストックする場所があれば、まずはそこで管理。消費期限が分かるよう日付の付箋などを貼り、古い順に普段の生活で消費するローリングストックで備蓄するのがおすすめです。ただ、災害時に保管場所に入れない場合も考え、備蓄品は複数の場所に分散させることも大事。直射日光が当たらず、温度変化も少ない場所に万一の備蓄品を置けるとベターです。

⚫️防災袋は玄関、緊急用持ち出し袋は枕元に

一方、持ち出し品としてリュックタイプの防災袋に常備する備品は、家の中からの避難経路となる玄関の近くの物入れに、緊急用持ち出し袋はスマートフォンなどと一緒に枕元に置くのが原則。避難時は枕元の袋とスマートフォンを持ち、玄関近くの防災袋に入れれば、最短距離で外に出ることができます。

防災袋


避難所に行くなら、持ち出し品をやたらと増やす必要はありません。移動中の安全を確保するツール、避難所での生活に役立つ備品をコンパクトにまとめましょう。荷物が重いと転倒する恐れがある為、重さは抑え気味に。

緊急用持出袋


防災袋に入れたままにはできないが、必ず持ち出す必要があるものは、小さめの袋に入れて毎晩枕元に置く習慣を。持病でいくつも薬を飲んでいる方は常備薬やお薬手帳も。懐中電灯も一緒に並べておくと停電時も安心。スマートフォン、バッテリーと共に持ち出しましょう。

防災の家づくり

防災の基本は、まず耐震性や耐火性の高い家に住むことですが、先ずは、すぐにでもできることを見直していく。家具は壁に固定、もしくはできるだけ家具を置かないようにしましょう。
置く場合も、なるべく背の低い家具にするとともに、倒れた時に出入口をふさいだりしないよう、家具の向きや配置を工夫しましょう。安全が確保できるなら自宅での避難生活も自治体は推奨しています。これを踏まえると、災害でインフラが停止しても自宅で生活できるよう、十分な備蓄品と電気の確保ができる環境づくりを努めていきましょう。

地震による家具の転倒を防ぐには-あなたが守る-家族の安全(消防庁)https://www.fdma.go.jp/publication/database/kagu/post1.html

『ふせごう‐家具等の転倒防止対策‐』(消防庁)<動画>https://www.fdma.go.jp/publication/database/database004.html

ペットはどうなる?

飼い主自身や家族の安全確保も大事ですが、ペットの安全確保についても、普段から備えておく必要がありますよね。

人間と同じく十分な水や食料の他、常備薬等も、ペットが同行できる避難所や避難ルートを確認して、いざという時に慌てないように、基本的なしつけも訓練の一つとして、備えておきましょう。

もこ
もこ

日頃からキャリーバックやケージに入ることなどに

慣れさせておくことも必要かもしれませんね。

現在ご自分が住んでいる地域で指定されている避難場所は、ペットとの同行避難が可能かどうかをあらかじめ確認し、可能な場合はその注意事項を管轄の自治体に確認する等して、ペットとの避難計画を考えておきましょう。

人とペットの災害対策ガイドラインhttps://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3002.html

まとめ

いざ災害が起きた時にあわてずに対処・避難できるように、お住まいの自治体のホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトなどから防災マップやハザードマップを確認・入手し、避難場所、避難経路を事前に確認して備えておきましょう!

災害時に命を守る一人ひとりの防災対策(政府広報オンライン) https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201108/6.html

内閣府 防災情報のページ https://www.bousai.go.jp

もこ
もこ

色んなサービスがあることを知っておくことも安心ですね

災害用伝言ダイヤル

局番なしの「171」に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できます。※一般加入電話や公衆電話、一部のIP電話、携帯電話・PHSからもご利用できます。

防災意識、私自身も少しでも安全安心できる取り組みを見直していこうと改めて感じました。被害が大きくならないよう日頃から防災に取り組んでいきましょうね。

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